アンデッド系下界志向
基本的にネットスーパーを利用しちゃってるレベルの引きこもりなので、
近所以外の場所に出かけるのは月に2、3回程度なんですけれど
ここ最近は私用や仕事で2日に1度くらいは出かけてて非常に健全な小野です。
やっぱり人に会うと自分の中からエネルギーが湧いてきますね。
自分ではしっかり絞り切ったつもりの雑巾を、他人に絞らせたらじょばじょばー!みたいな。
自分では食べ尽くしたつもり手羽先を、他人に渡したら
まだまだ食えるでぇぇぇぼりぼりー!みたいな。
私の諸事情なんぞ全然知ったこっちゃない、いわば「私の門外漢」だからこそ
できちゃうことなんでしょうね。自分自身で門外漢になるのって難しいですからね。
すみません今完全にドヤ顔してました。
さてはて、最近色々アニメやら映画やら観てみましたのでご紹介したいと思います。
まずは今をときめく「まどか☆マギカ」。
まあ、有名ですよね。私もなんでこんな流行ってるのかな?
しかしこのフリルにリボンでピンクピンクしてるおこちゃまな絵。ムリムリ。
でもまあだまされたと思って観てみるか。
1話、ふーん。2話、へー。3話・・・えー!完全にだまされてたあああああ!
翌日、一気にラストまで観ちゃいました、あれは止らないですね。
とりあえず、3話まで観ることをオススメいたします。
ネタバレになっちゃうのであまり書きませんが、これはオトナ向けの内容で、
小中学生が観てもピンとこないんんじゃないかなと思います。
ちなみに私はほむほむとあんこ派です。
友達になるならあんこ、一緒に仕事するならほむほむですかね。いじって遊ぶならまどか。
さやかとマミさんは心が水道水みたいくキレイ過ぎて融通きかないし。
という状態です。劇場版今年やるみたいですね、めっちゃ楽しみです。
という具合でまどマギで完全に勢いづいた私は今更ながらエヴァを観てみる事に。
爆発的に流行っていた中学生当時、一応コミックスやアニメは
途中まで観てたんですが、ぜんぜんピンとこなくてシンジ君ウジウジウジウジうぜぇぇぇ
と観るのをやめてしまいました。
それから10年以上経ち、一応世間的にオトナになった私が全話観てみたわけですが、
当時受けた印象と全然違いました。とても面白かったです。
エヴァもまどマギも人間のグチョグチョドロドロしたところを描いた作品ですので
やはりこちらも小中学生にはあまりピンとこない内容だと思います。
またキリスト教や哲学書の引用が多いんですよね。
そういった予備知識が殆どない私にはわからない点がかなり多かったです。
考察サイトをチェックしたらなんとなくですがナゾは解けました。
本当、複雑で緻密な設定がすごいです。
それにしてもラストの2話はえ?え?って感じでした。賛否両論も頷けます。
ちなみにあの独特な明朝体をタテにヨコに組んだ文字組は
庵野監督が市川崑ファンで、その影響らしいです。ナルホド。
それにしてもエヴァが撃沈してスケキヨ状態になってたのはウケました。
こちらも劇場版が今年も公開されるので楽しみです。
さてお次はベルセルク劇場版。
ベルセルクは中2の時、友人が真夜中にすごくキレイなアニメがやってるよ、というので
それを観てみたのがきっかけでハマりました。
が、コミックスで魔法?とか登場してだんだんファンタジーな状態になってきたので
それから読むのやめてしまったんですよね。今はどうなってるんでしょうか。
劇場版は基本3DCGで描かれていて、ちょっとヌルっとしてるなアというのは
ありました。コマ落ち感があります。
でも3DCGだからこそ戦闘のシーンなんかは本当ド迫力でした。ゾッドのスケール感とかやばいです。
まあ、ぶっちゃけるとTVアニメで観てた人は、
たぶんTVの方がいいと思うんじゃないでしょうか。
あと声優さんもTVアニメのと違うんですよね。
グリフィスはちょっとかわいすぎる感じがしました。
もうちょっとミステリアスな2面性の含みのある、
TVアニメ版が一番しっくりきます。
あとストーリーもあれだけ長い話ですから、
細かいエピソードは省かれています。ガッツの幼少期なんて丸ごと。
あれらでガッツの基本的な人格形成がなされていると思うので
コミックスを読んだ事ない人には、ガッツのひととなりに
深みをあまり感じられないかもしれません。
あと平沢進師匠のテーマ曲は相変わらず雄大で素敵ですが、
過去にベルセルクの曲は沢山作られてますので
それらとカブらないようにしてるのかな、という感じはありました。
全ベルセルク楽曲の中ではこのPS2用のSignが最高に好きです。今聴いてもゾクゾク。
余談ですが師匠を初めて知ったきっかけは、
TVアニメの戦闘シーンでチョロチョロと流れていたForcesです。
たまに流れるこの曲がすごく好きで。
このなんともいえない歌声、ファルセット。一体何者なんだろう?
そう思いサントラCDを探して、そこで師匠の名前を見つけました。
地味に10年来のファンです。Forcesは師匠の曲の中で一番好きかも。
いやスピードチューブと並んでトップ2ですかね。さっきからお前誰ですね。
最後はコンテンポラリーダンスの第一人者、
ピナ・バウシュの追悼ダンス・ドキュメンタリー3D映画『Pina』。
1年以上も心待ちしていたのでメチャクチャ楽しみにしてたのですが、
想像よりかは内容がキハクな気がしました。
正直このトレーラーでほぼオイシイところ全部出しちゃってるので、
本編観るとあれれ?という感じはします。中盤まで結構単調です。
一緒に観ていたダンスにそんな興味があるわけでもない友人は
けっこうよく寝てました、あと隣にいた奥様に連れてこられたっぽい初老男性も
「わけがわからないよ」と話してました。
ダンスに興味がない人にとってはかなりコクな映画だと思います。
タルコフスキーの『ストーカー』ほどじゃないですけど、
観る側の忍耐力をためされる的な。
まあ、暗黒舞踏はそもそもケレンミもなく決して賑やかなものじゃないので
そういうのを求めるのはおかど違いですね。
プロレスに対する掣圏真陰流みたいな、ってそりゃ武道ですがな。
あれ本当ジミですよね。最初こんな地味な格闘技があるのかとびっくりしました。
今ひさびさにオフィシャルサイトみたら
えらい精神世界に突入しててビビりました。
でも、ブドーもブトーもその背骨、精神性は似てるような気がします。
まあ、そんな感じでちょっと内容は淡々としてますが、終盤はもりあがります。
個人的にロープでつながれているのと、砂をかけられているダンスで
目頭が熱くなりました。まるで自分を見てるみたいで。すごい踊りです。
また、ロケーションのチョイスがすばらしいです。
どこで踊るのかによって、こんなにも伝わってくるものが違うのかと。
ロケーションがそのダンスの「背景」を補助するように語ってくれるのです。
なお、本作はピナ・バウシュのドキュメンタリーという体ですけど、
本人の映像も殆ど出てこないですし、第三者がエピソードをチョロチョロっと
話す程度ですので、あまり彼女に関する情報の収穫はないです。
とても迫力のある美しいダンスが3Dで見られる作品、それに尽きるかなと思います。
改めて、暗黒舞踏でググったところこんな一文がありました。
ー天上界を志向するクラシックバレエなどとは異なり、
床や地面へのこだわり、蟹股、低く曲げた腰などによって下界を志向する。ー
下界を志向。的確な表現でう〜ん、と思わずうなっちゃいました。
クラシックバレエはフワっと軽い重力を感じさせないダンスですけど、
舞踏はいかに重力感を感じさせるか、みたいなダンスですからね。
天上界志向と下界志向。私はどう考えても下界志向タイプですね。
身を潜めて匍匐前進でズズ、ズズズと断ち切れない肉体とか過去とかを
引きずって日々生きながらえている感じです。
私自身、数年前仕事でお会いしたデザイン会社のディレクターの方から
「普段はずいぶんアンダーグラウンドな絵を描くんですね」と言われ、
ええー!と優等生の息子の部屋からエロ本発掘してしまった母親くらい
衝撃をうけました。
それくらいアングラである自分に自覚がなくて、
自分としてはガールズイラストのくくりに
入っているもんだとばかり思っておりました。
どうりで周囲の白鳥みたいなガールズイラストレーターさんとはなんか違うハズでした。
そうか私はアングラだったのか、黒鳥系だったのか、と妙に納得しました。
暗黒といえば、2/11のユニヴェル・ゼロの初来日ライブも行ってきました。
本当、なんかもううまく言えないですが、
猛々しく、幽玄で、耽美で、狂おしく、烈しく、紳士で、淫らで。たまらんです。
あんなに音数あるのにシッカリとひとつにまとまったあのドッシリ感。
音にしても展開にしても表情にしても緩急や強弱のバランスが本当にすばらしい。
極めつけはバスーン。女体バイオリンとしのぎを削るレベルで非常にエロい音奏でてくれます。
いやあ、まちがいなくCDではなくライブのバンドです。
暗黒系はあまり興味ない人にとってはラリホーマですね。
こちらも以前ライブを観たという知り合いは爆睡したと言ってました。
今回一緒に行った友人もうーん。。。前座の是巨人(壷巨人)の方がいいな、
みたいな反応でした。
ここまで書いてて自分の友人達に色々と申し訳ない気持ちになってきましたが続行します。
まあ、0か10かみたいな感じなんでしょうね。
だからこそ私みたいなのにとって暗黒系は
サンダー系にサンダー系呪文みたいに
アンデッド系にザキ系呪文でむしろ回復だぜみたいな。
逆に白魔法でダメージみたいな。聖水で溶けるぅぅぅみたいな。
でも決してフン、どうせ私は暗黒なんだから理解されやしませんよ、
みたいに卑屈になって閉じこもるのはイヤな赤鬼くんタイプなのでややこしい。
できれば天上界の人も理解したいし仲良くしたいです。
青鬼君ひとつこれでよろしゅうたのんますわ(つ【やまぶき】)みたいな。
えらい長くなりました。
散々アニメの感想書いている時点で説得力に欠けるのは承知の上ですが
まとめると、引きこもってないでもっと外に出ようかなみたいなことを
書きたかったんだと思います。
あとはあんことほむほむ派で師匠最高、バスーンの音はけしからんということですね。
あ、投稿した日付見て気がつきました。今日3/3なんですね。
完全に無視してたので、少しくらいはここで触れておく事にします。
前略お母さん。私のラクダの石油王は未だあらわれません。
おひな様を仕舞うの、いつも遅かったですね。
明かりをつけたら消えちゃった お花をあげたら消えちゃった
サツガイせよ サツガイせよ
カテゴリ:映画・映像, 本・漫画, 舞踏・演劇・パフォーマンス, 音楽





