深夜タクシー耳膜喪失の怪(R15)
仕事を終えて夜から新年会?へお邪魔して参りました。
なんと店員さんが鍋用のアルコールランプをぶちこぼし
知り合い男性に見事ぶっかけてしまったのを見て
先日の日記の通りの私は、ちょっと店員さんに仲間意識を持ちつつ、
燃やしちゃる・・・。という店員さんの笑顔の下に渦巻く欲望、
顧客への潜在的ストレスが顕在化する瞬間を
垣間みることができたように思い、とても楽しかったです。
そんな感じで私は見事終電に乗りこぼし、タクシーを拾おうと
駅周辺を首にレイを下げつつフラフラしておりましたら
横浜方面の相乗りで誰か乗る人いませんかーという
おじさまの声が聴こえてきたので乗ります!とレイを放り投げてすかさず乗車。
後部座席に3名の若い女性、そして助手席に私というセッティングで
発車いたしました。
まさかあのようなことになるとは知りもせずに・・・。
林屋ペーと東国原知事を足して5で割ったような風貌をされた
乗務員の方だったのですが、大変気さくでらして・・・。
「みんな、なに、こんな時間までたくさん飲んでたの?いいねー!」
と、色々積極的に会話をエンジョイされようとしておりました。
私はえ?飲まれないんですか?なんて普通に返していたのですが、
他3名の女子が完全シカト決め込みモードでむしろ携帯でiモードですー
というオーラを泉の様に放っており、
会話に乗車したのはどうやら私だけのようでした。
「お姉さんいくつなの?え!結婚しないとダメダメ!
え?別れたばっか?え?そんな男ね、別れて正解よ!
スッパリやめた方がいい!都はるみだよ、さよなら〜、なんて!
え?紹介しないよ、ほら、紹介しても気に入ってもらえなかったら
悲しいじゃない!自分で探しなさい!そのほうがいい!
いやでもね、いいことあるよ!捨てる神あれば拾う神あり!いいことあるって!
いや、あなた、いいね!水商売に向いてるよ!
え?B型?ヤダヤダヤダ!B型は気が強くてね!ダメダメ!
前の奥さんB型だったから、グチばっかり言ってて別れたの!
ダメよ!グチばっかりこぼしちゃ!楽しく生きてナンボよ!
こうやってバカなことばっかり言ってさ!ホント。アッハッハッハッハ。
そうそう!夜道でカバンは右にかけちゃだめ!
右手はハンドル、空いた方の左手でヒョイと奪われちゃうよ!気をつけて!」
そんな感じで会話をして行くうちに一人降り、また一人降り、
ついにはこの密室に私とおじさまの二人きりになりました。
するとどんどん下ネタモードへギアチェンジ・・・。
「給料日なんかね、お金はブラに隠すのよ!
靴じゃダメダメ!福沢さんに申し訳ないじゃない!
あなた子供は?ああ?近藤勇ね!!じゃあよかった!子供いたらかわいそうよ!
あなた○○○○はどうだったの?じゃあいいね!大切だからね!
あれは?○○○○(方言)は?え?知らないの!?
それじゃあ本当の女とは言えないね!まだまだこれからこれから!
ああ!そうそうそれのこと!じゃあいいわ!」
「ところでさ、ちょっと耳触らせてもらっていい?」
突然のスキンシップ確認アラートに「?」と思いつつ、
はあ、いいですよ、と何も考えず【OK】ボタンを押下しましたら・・・。
いきなり私の右耳の穴に、おじさまが人差し指をモゾッ!と奥深く
突っ込んできたではありませんか・・・!!
おじさま、これ、触るというか軽く挿入です・・・。
こんなことされたの、はじめて・・・。
寝耳に水のようなできごとに、混乱すると同時に
自分の中に漂う喪失感たらございません・・・。
ーーー カバンは右にかけちゃだめ!右手はハンドル、空いた方の左手で
ヒョイと奪われちゃうよ!気をつけて! ーーー
右の耳を左に付け替えることはできかねます。
頼みの綱のシートベルトはと申しますと、
この不慮の事故からこの身を守ることもなく、
完全に夏炉冬扇でございました・・・。
「ああ〜なるほどね!!あなた○○○○は好きでもないし、
嫌いでもないタイプね!だいたいこれやるとわかるんだわ!!」
一体ぜんたい、耳の穴とそちらの方と、
どんな関係性があるのか科学的根拠があるのか、
ズブの素人の私には全くもって理解することはできませんでしたが、
なにやら独自の持論により理論展開されておりました。
なにやら一層もりあがる男性。
まるで減速できない爆発物でも抱えているかのように
ブレーキ知らずで加速する一方でございます・・・。
アイドリングストップすら知り得ない男、
それがノンストップ東国原ペー1/5・・・。
「あなた、いいね!気に入ったわ!
いやーでも、きっともう、あなたには会えないのね・・・。
後で電話番号教えるから!いつでも電話ちょうだい!これも何かのご縁ね!
テレフォン○○○○でもしちゃおうか!アッハッハ!」
などなど言われつつ、飲め飲め!と飲み物をおごってもらいつつ、
カード決済がうまくできなかったのでコンビニで
お金おろしてたら次のお客さんがすぐ見つかったようで、
「ゴメン!次のお客さんきちゃったのよ!ああ、電話番号・・・。
じゃあ、またね!まいど!ありがとう!」
と嵐のように去ってゆかれました。
もう私は開いた口が塞がらないどころか、
右耳の穴も塞がることはありませんでした・・・永遠に・・・。
ノンストップ東国原ペー1/5さまのおかげで、
今宵、私も無事オンナになることができました。
この怨念・・・この御恩は一生忘れません。
残った左耳は貞操帯でもつけて後生大事に死守する所存です。











